恋愛は、チャンスでないと思う。私はそれを、意志だと思う。
このところ、ずっと書いている旅行記シリーズですが、その間にも日々の細々としたことは起こっていて、放っておくとプチプチ消えていくので今回は雑談の日記を。
昨日は遠方の取材が先方の都合で突然キャンセルになり、さらに少し前にベロベロに酔った昔の後輩から「週末、近くに行くからぜひ飲みましょー!」と電話があったこともあって、待つとはなく連絡を待っていました。
が、夕方になっても音沙汰なし。
さりとて、こっちから「今夜どうするの?」とわざわざ聞くほどの気分にもなれず、宙ぶらりんのような状態のまま、ぼんやり本読んだり音楽聞いたりブログ書いてるうちにすっかり深い時間になっていました。
酔っぱらいの言葉はあてにならないとはいえ、やっぱり後輩にとって私はその程度の存在なんだな、、、と多少しょんぼりしていたら、パソコンのメールに受信の通知が。
こんな時間に?と思いながら開くと、最近知り合って気になっている人からのメッセージでした。
その人がここ数ヶ月寝る間も惜しんで取り組んできたことがさっきやっと完了したという内容で、成果物も添付されていました。
そのこと自体は私とはまったく関係がないのですが、後輩の件があるだけに、できた時に私を思い出してくれたことがただ嬉しくてすぐに返信。
恋の駆け引き?知ったこっちゃねえよ。
でも、私も無駄に年を取っている分、こういう時に相手が何を求めているかぐらいはわかります。(年、関係ないか(^_^;))
ほしいのは「ねぎらい」と「称賛」。そして一番いらないのが「批判」。
だが、しかし・・・
添付されている成果物を見たら、明らかにもう一歩な感じ、、、だったんですよね。
それは言うなれば、もし大学生だったら今後の進路を左右する大切なレポート、社会人だったらプロジェクト成功の鍵をにぎる重要なプレゼン資料、のような、”ターゲットに目的を的確に伝える役割を果たすもの”なのですが、現状のままでは伝えきれていない。そのことを、言うべきなのかどうか、ものすごく迷いました。
添付はしているものの「感想を聞かせてほしい」とか「どう思う?」とかは一切書いていないので、完成報告と誇らしい気持ちが強いんだろうなあ。でも、結果が出なかったら、その人がせっかく今まで一生懸命やってきたことが無駄になってしまうし。
で、結局「完成おめでとう」「がんばったねえ」「お疲れさま」の3つを、もう少し大人の言い方でまず伝え、「でも、すごくいいんだけど、ここをもう少しこうしたらもっとよくなる気がするんだけど、どうだろう?」とへつらい度100%で送りました。
私がレポートの共同執筆者だったりプロジェクトの参加メンバーなら自分の意見も堂々と主張できるけど、最近関わったばかりの部外者が口を出すというのはちょっとねえ。
といって、黙っていることもできないんだよなあ。
幸せになれるのは男の間違いを見て見過ごせる賢い女ってわかってるんですが、なかなか難しいっす。
さらに難しいのは、私のことをほとんど知らないその人に、私はあなたよりかなり年上なのだと、どのタイミングで言うべきかということ(もしかしたら、すでにバレてる可能性もあるけど)。
”告白してもっと関係を深めたいけど、告白して今の良好な関係が壊れるのも怖い”、典型的な少女漫画展開。ただし、告白するのは年齢だけど。
いや、恋心よりそっちのほうが深刻だから。
それ以降、メールは来ないです。。。