41歳独身女のドン底日記改め、40代わたしの幸せな日常(今日のところは)

彼氏なし友達なし定職なし、でも幸せになりたかったので婚カツしてスピード婚しました!

ジャマ、ジャマ、邪魔ああ!!

結婚して長年の一人暮らしが二人暮らしに変わっただけで、こんなに太るとは思わなかったのです。

 

確かに30代後半までは深夜にどんなに高カロリーなものを食べようと、どんなに酒を飲もうと、学生時代と同じ体形をキープできていたのが、40目前になるとどんどん脂肪がついていくようにはなりました。

さすがにマズいと思ってプチ断食やらウォーキングやらをし、ここ数年私の体重は緩やかな上昇と下降を繰り返しながら昔よりは高い数値でとどまっていました。

しかし、わずか1年足らずで、まるで手からするりと抜けた風船のように軽やかに高みにのぼっていくとは思いもしませんでした。

 

夫はかなりスリムな人(食べても太らない体質)で、かつ優しい性格なので、激変した妻の体形について表立っては何も言いません。ただ、ごく控えめに「少し運動するのも気分転換になるかもね」とか「夏は肌の露出が多いから女性は大変だね」とか、真綿で首をしめてくるだけです。

 

私も年は取っていても一応新妻である以上、この体たらくについては申し訳なさを感じていたので、ではジムに行きましょうとなったのですが、我が家はかなり中心地に近い場所にあり、近所のスポーツジムはビジネス街の真ん中なのです。ジムといえば行き帰りは当然すっぴんで、何なら着替えるのが面倒だから水着で行きたいぐらいの私が、完全にオンモードの社会人の中を自転車で爆走するのはやっぱり抵抗があります。

ということで、やや遠めの市民センターのプールを申し込み、1週間通っています。

 

1週間とはいえ、人がいるところには必ず何らかの対人問題は生じてくるわけで。

そこの市営プールは8レーンあり、子供の水泳スクールも開催されているのでどの時間帯もかなり盛況です。泳ぐコースは3レーンあって、早く泳ぐ人用コース、長く泳ぐ人コース、泳ぐ練習コースに分かれていて、私は泳ぐ練習コースで休み休み泳いでいるのですが、練習コースといっているのにガンガン泳いで後ろからせっついてくるガタイのいい男性に早くも嫌気がさしていました。

あおり運転、ダメ絶対! 

ていうか、そんなに泳げるなら隣の競泳レーンでなぜ泳がない?全身日焼けして金のピアスつけてチャラさ全開のくせに、ビート板持ってバタ足しているおばあちゃんとか、溺れているのかと見間違えるぐらいめちゃくちゃなフォームで泳ぐ中年女(私)とかの中だけで得意げになってんじゃない!ちっぽけなプライドだか何だか知らないけど、迷惑なんだよ!と荒ぶっていました、昨日までの私は。

 

いつもは夕食前にプールに行っていたのですが、昨日は手間取って夕食後、閉館ぎりぎりに駆け込んだのです。そこで遭遇したのは、、、

キャッキャとはしゃぐジジババ集団。そしてもれなく誰も泳がない。。。

水面にうつぶせで浮かぶお調子者(爺)に歓声をあげて群がる女子たち(婆)。人間って、いくつになってもこういう青春っぽい構図は変わらないんだな。

でも、だったらせめて歩くコースかプールサイドではしゃいでくれ。泳ぐコースのスタート地点に固まってしゃべりまくって「いいから先に行って」じゃねえよ。すっごい邪魔!!

 

日焼けチャラ男はまだ泳いているだけマシだったんだと気づき、人の評価は相対的だと実感したのでした。とりあえずプール行くなら夕食前ということは肝に銘じました。

まだ1週間。前途多難なジム通いです。