La Liberté guidant le peuple!!
さて。
メリークリスマス。
約1日かけて無事にニューヨークから帰国し、普通に旅の荷物を片付けながらぼっちクリスマスを過ごしております。
今回は5日間の日程で、現地の滞在は2日半。行き帰りの移動時間に比べて、滞在時間のなんと短いことよ!!
全っ然、時間が足りなかったああ!せめてあと1日あったらなあ。
メトロポリタン美術館で買った腕時計は現地時間のままにしているので、今ニューヨークは25日の朝が始まろうとしている頃。
滞在中、毎朝ホテルの玄関で「よい1日を!」と笑顔で見送ってくれた黒人の女性スタッフも、牛乳たっぷりのカフェオレをカップのふちギリギリまで注いでウインクしてくれたカフェのおじさんも、今はクリスマスセール中だからとてもお得なのだということを何度も説明して「あなたはいい買い物をしたわ」と言ってくれた美術館のおしゃれなミセスも、最悪に態度が悪かったJFK空港の職員すらも、幸せなクリスマスを送っているといいなと思います。ワインをマグカップで飲みながら聖夜にブログ書いてる人間が、偉そうに他人の幸せを願ってる場合か、という心の声は無視して。
『La Liberté guidant le peuple』(民衆を導く自由の女神)は言わずと知れたドラクロワの名作ですが、現在メトロポリタン美術館ではドラクロワ特集が組まれていて、日本なら長蛇の列必至の作品が一堂に展示され、しかもまあまあガラガラでした。というより、人が分散せざるを得ないぐらい、美術館が広大なのです。
自画像を見る限り、けっこう男前なドラクロア。
本物の名画の方は撮るの忘れちゃいましたが、ドラクロアはほかにも似たような感じの絵をいっぱい描いてました。好きなんでしょうね、人馬一体の光景が。
さらに、ゴッホも
まだ意味がわかる絵を描いていた時代のピカソも
1部屋以上のスペースに膨大な数の作品があったモネも
あんなに大騒ぎしたフェルメールまで
何ならガラス張りにもなっていないぐらいの無造作さで「もういいよ」というぐらい何点も展示されて、写真も自由に撮り放題。
好きなだけ近くから遠くから見ることができます。
西洋の近代美術を見るだけで軽く3時間越え。全部の展示作品を見て回るには最低でも3日は必要でしょう。だから、メトロポリタンミュージアムのチケットは25ドルで3日間入場可能になっています。私は時間がなくて1日しか行けなかったけど、次にニューヨークに行く時は絶対2日はじっくり見たい。
あと、今回は行けなかったSOHOにも行きたいし、見るだけだったブルックリン橋も渡りたい。
ということで、次回はドーバーストリートマーケットの自由の女神が捧げ持つナイキのスニーカーで、軽やかに動き回りたいと思います。その前に体力をつけねば。
(疲れすぎて、最終日、せっかくのミュージカルで爆睡したやーつ)
でも本場のエンターテイメントは半端なく素晴らしかったです。ところどころしか見てなくても。
では皆さん、最後まで素敵な夜を!!