きのうのできごと②
<前回からの続き>
ジャイアン品川ことDさんの"イケメン振る舞い”に振り回されて、私のライフは限りなくゼロに近づいていたものの、Fさんとの約束の時間が迫っていたのでそのまま待ち合わせ場所へ。
婚活サイト⑥ Fさん(デザイナー)と会ってきた
フリーランスのデザイナー。クリエイターっぽい尖った感じは皆無。穏やかで平和なやり取りが続く(多少退屈…?)。三四郎の相田(小宮じゃない方)を、もう少し老けさせて目をやや細く垂れ目にしたような風貌。7才年上。未婚。
この写真にとても雰囲気が似てます。いいとこの坊っちゃん風といえば伝わるでしょうか。当日のFさんは相田みたいなスーツじゃなくて、青いシャツとチノパンに黄色の斜めがけバッグ。さすがデザイナーらしい、キレイな色使いでした。
一方、その日の私はいつにもましてひどい状態。
昼からずっと外にいたのと調子に乗ってけっこうお酒飲んだせいで顔は火照ってるわ、毛穴は開きっぱなしだわ、化粧直しなんて焼け石に水。いったん帰って着替えるつもりだったから、服装も首元ダルダルのTシャツをはじめ、超普段着。(そんな格好でDさんと会ったのはいいのか、という指摘は置いておいて)
もう恥ずかしすぎてまったく目を合わせられず、ごはん屋さんでとりあえずビール飲んで一息ついてから、ようやくFさんの顔をちゃんと見ました。
うん、まあプロフィール写真よりは老けてるよね。実年齢よりは若いかな。
少し気弱だけど優しいお父さんって役柄が小日向文世の次に似合いそうだな、と思いながら、また例のごとく音楽だの本だのの話をしようとしたら、いきなり
「彼氏とはいつ別れたんですか」とニコニコ穏やかなまま聞かれました。
え?
ああ、そういえば、そういうこと話す場でしたね、婚活って。
まったく忘れてました。
そこからは、5年も前の私の黒歴史をさらけ出さざるを得なくなり、、、
Fさんもまた、付き合っている人がいたのに偶然出会った同級生と2股した末にそっちに乗り換え、3年付き合ったけど結婚を迫られて別れたという、…、まあまあクズなんじゃ?という内容の話をごく穏やかに話し出し、、、。
「それは、かなり罪なことしましたね~」と軽い笑いで流そうとした私に一言、
「だって、かわいくなくなったから」。
そして相変わらず笑顔のまま、「キキさんはかわいいね」。
いや、私だってね、実り少ない年月とはいえ41ですから、ほろ酔いで発動されるこの手の戯言にも「あら、嬉しい。じゃあ結婚してくれます?」ぐらいは軽くいなせますよ、普段ならね。
だけど、誰がどう見てもかわいいわけがないドロドロの女に向かって言い放たれた言葉には完全に虚を突かれ、切り返すどころか「この人、怖っ!!」と本気で思ってしまいました。
このまま、この流れになってはヤバイ。愚にもつかない与太話でゲラゲラ笑っていた時間よ、カムバック!婚活としては間違っていようとも。
ということで、その後は必死でくだらない話をする私と、恋バナに戻そうとするFさんの攻防が繰り広げられる、不毛な展開に。
Fさんの巧妙な誘導に抗うべく、"自分は鼻毛が伸びるのが早くてよく出ているので、会話中も、つい鼻毛のことが気になってしまうのだ”、と女性としてはあるまじき捨て身の告白までしてようやくFさんを諦めさせ、鼻毛の処理として最適なのはハサミ、毛抜き、鼻毛カッターのどれだろうかという話題を勝ち取りました。
、、、私はいったい何をやってるんだろう。
決して不真面目ではなく、本気で来年の夏までに結婚したいと思ってるんですが。
Fさんの名誉のために言っておくと、恋バナといっても露骨な口説きやエロ話、ましてやタッチなどは一切なく、あくまで紳士的でした。
デザイナーだけあって、本来は私なんかよりずっと音楽やアートに詳しいし、お好きでもあるので、もう2、3軒目にはすっかりカルチャー話オンリーに。
で、あれやこれやと楽しく話して、帰り道。
サマソニでノエルは一体どんな曲をやったのかという、翌日にはすべてわかる予想に熱中している途中で、ふいに「やっぱりかわいいなあ」といたずらっぽく笑って、固まっている私を横目にFさんはさっそうとタクシーに乗り込んでいきました。
すっかりからかわれたわけですね。
アラフィフの老練さ、恐るべし。
きのうのできごと①
そう言われましても、当方思い当たるふしがございません。
昨日、突然思い立って、婚活サイト④Dさんと、婚活サイト⑥Fさんに会ってきました。
ちなみに金曜日に会うはずだった婚活サイト③Cさん<ソロキャンプ&浮き輪浮き男子>は、前日私が徹夜で仕事してたため(怠けてた罰)、キャンセルになりました。前にも延期してもらっていたので、さすがに2回目は悪いかなと思って「徹夜明けでちょっと疲れた顔してますが、大目に見てもらえれば(*_*)」と行く気マンマンで伝えたら「いや、いいです」とあっさり断られました。ダッセエ、私(笑)。
婚活サイト④ Dさん(ゲームクリエイター)に会ってきた
フィギュアと世界遺産や有名建造物を一緒に撮影した写真をアップする、オタク系マッチョ男子。顔は日テレ『月曜から夜ふかし』の元AD"やさしいジャイアン”で、髪型とヒゲは一時期の品川みたいな感じ。3つ年下。
うわ、超似てる。髪の色とか、黒ジャケットとか。
まず、メッセージの段階でやたらと「~してはる」を多用するのが気になりました。「~してはる」っていうのは「~してる」の京都弁にすぎないんですが、大阪人はこれを敬語だと思ってるんですね。
まあ、私も使わないことはないですが、文中に3こも4こも入っているのは正直イラッとしました。で、『「~はる」ってすごくよく使ってますけど、京都出身なんですか?』となかなか嫌味っぽく聞いてみたら、しれっと「京都とは全然関係ないですが、響きが失礼じゃない関西弁なんで使わせてもらってます」と返答されて、「、、、ああ、そう。」ってなりました。多すぎてわりと失礼な感じになってるけど?
でも、レスポンスはいいし、細かい話もよく拾ってくれるし、何より職業と旅行に興味があったのでやり取りを続けていました。
Dさんは通天閣近くに住んでるので、じゃあ串カツ食べに行こうって話もすぐまとまったんですが、すごく忙しいらしく会う日が決まらない。まあゲーム業界だもんね、仕方なし、と思っていたら、
毎日残業ナシで土日休み。
忙しいのはトレーニング、と判明。
じゃあ「今週が山場なんです」ってどういう意味だよ、
筋肉の仕上がりがピークってこと?
腹立つ気持ちもあったんですが、ちょっと面白くなってきて、どんな人か見てみたくなりました。日曜日のお昼前に「今日ならお話できますよ」と、無自覚だけど超上から目線のメッセージが来たのを幸い、「じゃあ、これからランチしましょう」と誘ってみました。Dさんの住むエリア近くに用事があったので、ついでにどうかなと思って。
思いっきり引かれました。(*ノω・*)テヘ
「今からですか?!まあ、いいですけど…」「こんなことする人初めてなんで戸惑っています。お手柔らかにお願いします」と立て続けにメッセージがきました。
もうこの時点で行く気なくなったんで「いくら何でも突然すぎですよね、すみません。また今度で(^^)」と返したんですが、「いや、大丈夫です。ランチだけでいいんですよね」と、変な負けん気スイッチを入れてしまったらしく。
で、会ってみたら、まんまジャイアン&品川でした。
ふらっと歩いて行き当たりばったりに入ったのは大衆居酒屋(ガラガラってガラスの引き戸開けて、ショーケースから小鉢を好き勝手に取るみたいなスタイル)。
しょっぱなから「今日って1時間ぐらいで終わりますよね?」って念押しされて、私のテンションは完全にロー。私も人のことは言えないけど、君だってジャイアン&品川だよ?なぜそんなにイケメン枠の振る舞いを?
しかし、そんなどんよりした空気を一変させたのが、その店の料理。もう出てくる品が全部ウマい!!!
写ってないけど、「カンパチのなめろう」が日本酒と合いすぎて困りました!!
「ん~~~~~っ!!!(アイコンタクト)」的な感じで、お互いすっかり気をよくし、昼間からビールと日本酒飲んで、フィギュアと料理を一緒に撮影するのもわりと盛り上がり、気づいたらあさって映画見に行く約束をしていました。
だって、観たい映画の話したら、さくっとスマホで調べて「レイトショーなら席とれそうだけど、あさってでもいい?」って言われたんだもの。ほんとうに振る舞いだけはイケメンだなあ、君は。
ていうか、もう3時間近くたってるけど、帰らなくていいのかい?
あ、もちろん、映画のチケットも割り勘だし、映画館に直行直帰ですよ。
あと、「今度、友達連れてきていいっすか。俺に音楽教えたヤツで、一緒に話したいって言うと思うんで」って言われました。
何で君の友達と会わにゃならんのだ?
まあ、こういう婚活もある、、、わけないわ!
恋愛対象としてはナシだけど、話の合いそうな友達と一緒に飲むだけならいいぜ、ただし割り勘でな、、ってことでしょう?
どういう立ち位置だよ。
忸怩たる思いを抱えつつ、引いたおみくじが冒頭の写真です。
夕方には婚活サイト⑥Fさんの約束がありましたが、もう私のライフはほぼゼロ。
続く、、、
のかなあ。
切り取られた声の謎について
私の住んでいるアパートは壁がやけに厚くて、隣の生活音がほとんど聞こえない。
ベッドに寝そべって本や漫画を読んでいると、もしかしたら世界はすでに終わっていて、今、この時間は残像なのではないかと思ってしまうほどにしんと静まり返っている。
しかし、リビングのドアを開けると一転、外の廊下の音がものすごくよく聞こえる。
小さな咳払い程度であっても。
で、今朝、風を通したくて窓とリビングのドアを開けておいたら、
いきなり
「行ったらあかん!行ったらあかん!行ったらあかんてぇぇぇぇぇ~」
という、中年女性の悲痛な叫び声と
「諦めいっ!!」と一喝する中年男性の声が。
その後、短くすすり泣く声がして、また何事もなかったかのように静寂。
…。
え?
何?どういう状況???
これってたぶん、アパートのどこかの家の玄関先で、中年女性が出ていく誰かを引き留めようとして、中年男性が諌めているんですよね。そして中年女性の願い虚しく、誰かは出ていってしまい、別れを嘆くすすり泣きは、玄関の扉が閉まると同時に家の中へ消えていったと。
普通に考えたら中年男女は夫婦で、出ていった人物は子どもかな。
でも、何がおかしいって、これだけ声ははっきり聞こえているのに、出ていったであろう誰かの足音が一切聞こえない。こっちは耳をダンボにしていたにもかかわらず。
これ、怖くない??
「諦めい!!」っていうやや時代劇チックなセリフから察するに、今まで散々母親は反対し続けていて、でも子供の決心は揺るがず母を押し切って出ていこうとし、なおもすがる母親を父親が見かねて止めたという情景が浮かんでくるけど、それならなおさら、強い意志に満ちた足音が聞こえるはずで、キャリーバッグとかスーツケースがガラガラ鳴ったっておかしくない。
なのに、無音。
・・・・・。
これと似た話を、中島らもの短編で読んだ気がする。
主人公は盗聴癖のある男。引っ越したてのアパートでさっそく隣の部屋を盗聴すると、壁越しに聞こえてきたのは女性の優しい話し声。横にいる恋人か旦那と話しているらしい。しかし、不思議なことにいつも聞こえるのは女性の声だけ。膨らんでくる疑念と好奇心。さらに会話の内容も次第に不穏になってきて…、(耳飢え)
盗聴する時に、底の厚いウイスキーグラスを壁につけて糸電話みたいにすると音がクリアに聞こえるって描写がリアルなのにちょっとかっこよくて、印象に残っていた話。
まさか読んでから20年以上経って、自分の身に同じようなことが起きるとは。
ちなみにうちの両隣は、違法で民泊やってる中国人(でもうるさくないから別にOK)と、朝の3時に帰ってきて爆音で音楽かける北新地のバーテンダー(いくら壁が厚くてもあんなバカでかい音と振動はさすがに伝わるわ、脳筋野郎!)なので、ウイスキーグラスを試すつもりはありません。
それにしても、今朝のはほんとに何だったんだろう、、、
イケメンといえども、裸は案外早く見飽きる
お盆明けに提出しなければならない仕事を、休み中にやればいいわーとタカをくくって昼夜逆転でだらだらし倒し、今、リアルに夏休み終了前状態になっているキキです。学生の気持ちが一番わかる41才。
ブログなんて書いている暇あったら仕事しろというお叱りはごもっともですが、今はもう遅刻しすぎてしっかり寝直す心境です。
「……だめね、人間も、ああなっては、もう駄目ね」(人間失格)
「イケメンマネーアース」とは
「イケメンマネーアース」の見どころ
「イケメンマネーアース」の出演者
・吉村卓也(28才)/お笑い芸人(伊村製作所)
・小澤亮太(30才)/役者(海賊戦隊ゴーカイジャーのレッド役)
・松代大介(28才)/役者
・庄野崎謙(31才)/役者(「俺の空 刑事篇」主演)
・火物太一(36才)/お笑い芸人(松下ひもの)
私のヒーロー
去年のゴールデンウィーク、TVに映し出された衝撃的な姿を私は忘れません。
ナスD。
ご存知の方も多いでしょうが、ナスDこと、テレ朝『陸海空 地球征服するなんて』の人気企画「部族アース」の担当ディレクター、友寄隆英さん。出演タレントであるU字工事とともにアマゾンの少数民族の村に滞在してレポートするんですが、超人的な体力と好奇心とコミュ力で番組を完全に掌握しました。あと、食レポが絶妙にうまい。歌もうまい。
この人の破天荒ぶりは一躍有名になったので詳しくは書きませんが、ジャングルの泥水ガブ飲みするわ、巨大カタツムリを生でかじるわ、釣った川魚をその場で踊り食うわ、現地の人も引きまくるレベルで体当たり取材を敢行。その結果、主役のU字工事がほとんど映らないという事態を引き起こします。
(地味にすごいのはナスDがジャングルで虫除けを一切使わないこと。ポリシーらしいけど生魚食べるより命知らずだと思う。でも、最初は当然、虫に刺されまくって放送禁止レベルで肌がえらいことになっていたのが、日を追うごとに全然刺されなくなっていた。人間の適応力ってすごすぎる…)
で、この有様。
ウィトという、アマゾンの部族が入れ墨をするときに染料として使う果実を、美容にいいと騙されて全身に塗りたくり、リアルアバターへと変貌しました。全然落ちない。体が紫色になったからナスD。
今どきTV見てこんな驚くことある?っていうぐらい、びっくりしました。
その後もこの番組は、森で狩られてすぐに丸焼きにされる猿だの、”部族らしさ”を演出するために上半身裸になりおっぱいモロ出しで踊る観光部族の女性だの、3日間不眠不休で働いたあげくアルコール度数50度の現地酒を一気に2瓶ラッパ飲みして「こいつはバケモノだ…」と現地の人を感服させた末に気絶したナスDだの、衝撃映像をいろいろ放映してくれましたが、一番「普通じゃないな」と思ったのはナスDが現地で買った7枚の泥染めを視聴者プレゼントにしたら4000通の応募があり、申し訳ないから応募者全員にあげようとなったこと。4000枚の泥染め調達…。さらに第2弾の視聴者プレゼントでは2万通の応募が殺到。もちろん全員当選。ここまでくると輸入業者ですね。
その2万人プレゼント、1年近く経って昨日やっと届いたってツイートしている人が多かったので、そういえばと思い出した次第です。
ナスDはアマゾン取材の最後の村で、漂白剤の原液に直接顔を突っ込んでぞうきんで力いっぱいこする(!!)という、これまた常人では耐えられない方法で見事白さを取り戻し、本来のプロデューサー業に専念するためTV出演引退宣言をしました。しかし、一度ナスDを知ってしまった我々視聴者は、もうナスDなしでは満足できなくなってしまい、部族アースは第2章へ。いまのところ、その旅の様子は途中までしか放送されていませんが、プレゼント同様忘れたころに完結編が届くのを楽しみにしたいと思います。
アマゾン大冒険の様子はYouTubeの公式チャンネルにアップされているので、興味がある人は見てみてください。
【#8】ジャングルの密集船に潜入3日目 部族多発地帯に突入編/Infiltrate into a local jungle boat “Entry into the Tribal Area”
あ、しまった。
ほんとは、今AbemaTVでやっている「陸海空 地球征服するなんて イケメンマネーアース」の話をしたいと思ったんだった。
続きはまた。
「お父さんが悪いんじゃない、お酒が悪いんですよね」
さて、昨日は夕方からオサレハンチングBさんとオサレビールを飲む会でした。
が、おとつい会ったニセ峯田(月の住人ver.)こと、Aさんの衝撃がわりと尾をひき、ジム行ってBさんとの初対面に備えるつもりだったのに、まったくやる気が起こらず。
Aさんからは会った日の深夜に「ありがとうね」「おやすみ」とメッセージが来ました。それまで朝昼晩、日常のささいな出来事を送ってきていたAさんが、そんな時間までメッセージを送るかどうか迷っていたのかなと思ったら、申し訳ない気持ちになりました。
そりゃ、確かにサイトのプロフィール写真は20年以上前かと思われるほど別人感があったけど。
自己紹介に「カレー好き」「猫好き」って書いてあったのに、実はボンカレーしか食べたことなかったり、猫飼ったことないどころか触ったこともなかったり、と多少盛っていたけど。
質問にはほぼ一言で返答し、カレーを瞬速で食べ終わったあとは黙って座り、私がカレーを急いで食べたせいで鼻水と汗が止まらない地獄に陥っているのをじっと見ていたけど。
書き出してみたらけっこうやらかしてくれてるな(笑)。
でも、休みの日に何の用事もない場所までわざわざ出てきて、15分遅刻されたうえにカレー食べ終わったらさっさと帰るよう促されるってけっこうひどい。自分がされたら落ち込むなあ。
一方で、もう一度時が巻き戻ったとしても私はまた同じ対応をすると思う。写真の虚偽はともかく、打てども打てども響かない真空ポンプのような人と対面し続けるのは相当キツイ。いくらメールでは饒舌であったとしても。
そんなことを考えていたら、返答するタイミングを逃し、さりとてブロックするのも気が引けて、結局放置。。。
なんか婚活って、ただでさえ悪い性格がどんどん悪くなる気がする。
という経緯でテンション下がり中ではあったのですが、とりあえず2人目。
婚活サイト② Bさん(会社員)と会ってきた。
黒メガネ、ハンチング、ストール、細身パンツと、がっつりアート系のプロフ写真だったBさん。待ち合わせ場所にいたのは、想像よりずいぶん小柄でカジュアルな雰囲気の人でした。160cmぐらいかな。東京03の角ちゃんをぐっと縮めたみたいな風貌で、アロハっぽいシャツにハーフパンツにパナマ帽。頭は坊主。小ざっぱりしててよきかな。
やり取りでは、アート&音楽好きのスカした感じもありましたが、実際には気遣い上手な良い人でした。デザイナーと勘違いしてましたが、会社員だそう。
早々にクラフトビール屋に。隠れ家カフェみたいな殺風景な空間に2人だけ。ちょっと気まずい。。。Bさんは積極的に私のことを聞いてくるでもなく、目もあんまり合わせない。私に興味ないのかな、とは思ったけど、まあ、いいか。ビール飲んで帰ろう。
ベルギーのランビックという、自然発酵してできたビールを飲んでみました。
これは、、、、ビールじゃない!
とにかく、酸っぱい!シュワッとしない!
白ワインを飲みかけのまま長時間放置したらこんなふうになるんじゃないかという味。想像つきますかね?
気を取り直して2杯めはスタンダードにペールエールを。奥にあるのはBさんが頼んだWIPA。これは、普通においしい(*´ω`*)
まあ、ビール飲んだし、ずっと2人きりも落ち着かないので、とりあえず店を変えようということに。
で、次はこじゃれた和食屋で日本酒を飲み、気づけば立呑だ、バーだと7,8軒飲み歩いて、、朝になっていました…。
夕方から半日、結局ずーっとひたすら飲んでただけ。色っぽい話も展開もナッシング。漫画と音楽と酒場の話しかしなかったです。男子大学生か!
あれ、婚活ってこんなんだっけ? 絶対違う!
「ちょっと飲み過ぎたよー」と言いながら朝日を受けて爽やかに帰っていったBさん。私のペースに巻き込んでごめんね。
しばらくの間
(またかい!)
もう確実に私の抱えている問題が明らかになったと思いますが、酔って楽しくなると一人の家に帰りたくなくなるんですね。どうしたらいいだろう。。。
でも、悩んで立ち止まっている暇はない。今週末は婚活サイト③ Cさん(SE)と会う予定。さらに、続々新しい人たちも。
婚活サイト④ Dさん(ゲームクリエイター)
フィギュアと一緒に世界一周した経験あり。筋金入りのオタクらしいけど、見た目は体育会系。体を鍛えるのが好き。新世界の近くに住んでいるので、ジャンジャン横丁で串カツ食べることに。
婚活サイト⑤ Eさん(公務員)
趣味は狩猟と居合。真面目な印象。ジビエ料理を食べに行く予定。
婚活サイト⑥ Fさん(デザイナー)
お酒好き(やばし!)。穏やかで人当たりがいい。難波で飲む予定。
とりあえず次は絶対はしご酒しないように気をつけますm(_ _)m
ずっと夢を見て安心してたかったです
婚活サイト① Aさん(工場勤務)に会ってきた。
銀杏BOYSの峯田くんを縦に引き伸ばしたような天パロン毛の頼りなさげなルックスと、子どもみたいなあどけないメッセージが、私をキュンキュンさせていたAさん。カレーが好きということだったので、今日のお昼、カレーを食べに行ってきました。
ちなみに峯田くんはこちら。同い年。いま石原さとみと絡んでなかなか辛い状況ですね。
待ち合わせたのはいつもなら家から20分以内で行ける場所。なのに、今日は祝日で電車の本数が少ないうえに、乗り換えごとにことごとく直前で間に合わず、倍以上時間がかかってしまい…。お互い連絡が行き違ったりもした結果、15分の遅刻。しかも、この炎天下のまっ昼間に日焼け止めを塗り忘れるという致命的ミス…。
もちろん遅れた&忘れた私が100%悪い。でもそういう、うまくいかない時って、何かを象徴してるもんなんですよね、経験上。どうやら今日はまったく幸先がよくないとわかったときに、(これは…、フラグ?)と思ったわけですが、いやいや、フラグ立てられてるのはAさんの方だよ、と自分を叱ってともかく到着。
はて、峯田くん(縦)いないけど。
あれ、あれれ、なんかだる~んとした人がいるよ。
私、あんまり視力よくないんだけど、本能が焦点を合わせまいとしている。
まさか??
「…、A…さんですか?」
(頷く)
は?プロフ写真、いつのだよ!!!
そして、誰だよ!!!
全部が下に垂れ下がっているのね。顔も、体も、服も、ジーンズも、カバンも。
なんだ、君だけ長らく月にいたのか。
地球の重力に慣れてないのか。
だとしても衣類は、少なくともカバンとジーンズは自力で何とかできるだろう。
まずはアジアン雑貨店でよく見る布カバンの紐を調節したまえ。そして足元が異常にボリューミーになっているジーンズの裾をカットするがよかろう。テロンとしたポロシャツは次からネットに入れて洗濯しようね、いやもう今着てるのは無理だけど。
ハアア、、、、。。。(チーン)
当然、まず遅れたことを詫びましたよ。でも、それから全然会話が続かない。私はけっこう初対面でも気安く話せる方なんですが、何を話しても「そうですね」だけ。怒っているという感じではなく、そういう人っぽい。本当にあなた、あの、饒舌でかわいいメッセージくれてたAさん?
えーーー。やっぱ、人ってわっかんねー。
この時点で、今日考えていたプラン(人気のカレー屋さんでランチした後、おしゃべりしながら川沿いを散歩して、コーヒーのおいしいカフェで休憩)をすべて潔く諦めたので、カレー屋が臨時閉店してたってへっちゃらよ。もう、ここから一番少ない歩数で着いて、そんなに後悔しない味のカレー屋をすぐに探して、カレー食べてそのへんちょっと歩いて解散。所要時間きっちり1時間。ありがとうございました!
唯一よかったのは、このブログをやっていたおかげで、カレー屋さんでAさんが「やっぱりお店のカレーは違うなあ。今までボンカレーしか食べたことないから」と言った時も(でもこれはちょっとかわいい気もする)、私が必死で絞り出した質問に「知らナイツ」「行かナイツ」「やってナイツ」と永井佑一郎ばりの返事をしてきた時も、「よっしゃ!ネタになる!」と思ってニヤニヤできたことですね。
あ、もうひとつあったな、いいこと。
「え?もう解散?」と言いたげなAさんを「気をつけて帰ってね♪」と笑顔で見送り、口直し的に入ったお店で爽やかイケメンと遭遇!!
おおっ!坂口憲二(マイルドver.)じゃん!
お店にいた30分ぐらいの間に雑談して得た情報としては、誰もが知ってる超大手商社に入社して2年目で社長賞取るエリート営業マンだったけど、激務すぎて体を壊して脱サラ。今35歳独身。オタク&仕事離れたらコミュ障だから彼女もできないけど今は仕事が楽しいから平気。自宅の住所と家賃もなぜか教えてくれたよ、見たか、ニセ峯田(月の住人ver.)!普通ならこのぐらいは話してくれるんだぞ(いや、この人はこの人でちょっと異常にオープン過ぎだけども)。
やっぱり直接会ったほうが効率いいのかも。お見合いパーティーとかにシフトしようかな。。。。
明日はオサレハンチングの②Bさんとオサレビールを飲んでくるよ。
願わくば、プロフ写真が本人でありますように。。。。