41歳独身女のドン底日記

彼氏なし友達なし定職なし、でも幸せになりたいのです。

私が秋を待つ理由

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また、来週台風が来るみたいですね。

今年の異常気象はいろんな被害をもたらしていますが、我が家にも些事ながらかなりやっかいな問題が発生しています。

それは、コクゾウムシの大量発生

 

コクゾウムシというのは、よくお米とかにつく小さくて固い感じの虫ですが、ここ最近よく見るなあと思っていました。でもお米の中にはいないし、柱とかから出てきたのかなと。別にかんだり刺したりもしないから、どうせ寒くなったらいなくなるだろうと放置してたら、どんどん増えてきて、さすがに見過ごせなくなってきました。

で、出処を探したら、乾物とかをストックしている棚が大変なことに!

この部屋に8年ぐらい住んでるけど、虫の被害にあったのは今年が初めてです。

 

床の見えにくい部分一面に平たい蟻塚みたいな巣を作られていたんですが、食品庫なので殺虫剤も使えず、ビニール袋を手にはめて、「ぎゃあああああ、キモい~(泣)」と喚きながら片付けました。

あの時ほどクシャナのように「焼き払え!」と言いたかったことはありません。

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ただ、ちょっと興味深かったのは、私は出汁マニアで丸干しイワシとか鰹節とか利尻昆布とか、出汁用の食材をわりと揃えている方なのですが、コクゾウムシはそれには目もくれず、スティックシュガーとうどんスープと乾燥湯葉に群がっていました。

シュガーとうどんスープは未開封だし、湯葉は袋に入れていたのに、箱や袋を食い破っていて、さらには使いかけの袋の口を留めていた木製の洗濯バサミまで食べられている(!)ほどなのに、動物性のものはかたくなに食べないんだなと。

 

それにしてもパスタや素麺の厚手のナイロン製の袋まで食い破ろうとしているのを見た時はものすごくゾッとしました。(永谷園わさび茶漬けの小袋もかじられてたけど、刺激物は関係ないのでしょうか?)

小さくて害がない虫じゃなかったの?なぜ今年に限ってこんな事態になったのだろう?

 

蝗が突然大量発生して植物を食べ尽くす、というニュースなんかもたまに見かけますが、虫ってこういう訳のわからなさを持っている点が非常に怖いです。まったく意思疎通ができない感じとか、簡単に突然変異しそうなところも。

 

何の変哲もない虫がある時突然変異してパニックを引き起こす話で思い出すのが、直木賞作家、篠田節子のデビュー作と次作。

私はこの作家の『神鳥-イビス』という作品がとても好きなんですが、それはまた別の機会に紹介するとして、どの作品にも共通しているのは地に足がついた堅実でどちらかというと硬派な文体と、綿密に練られたプロットがリアルさを引き立たせて背筋がゾワゾワするほど怖いということ!でもそれ以上に面白くてページをめくる手が止まりません。

 

 絹の変容

  

レーザーディスクのように輝く絹織物―。偶然、不思議な糸を吐く野蚕を発見した長谷康貴は、その魅力に憑かれ、バイオ・テクノロジー技術者・有田芳乃の協力で、蚕を繁殖させようとする。事業は成功したように見えたが、意外なパニックがまき起こる…。ミステリータッチの本格SF。第3回小説すばる新人賞受賞作品。

 

夏の厄災

  

東京郊外のニュータウンに突如発生した奇病は、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が今頃なぜ?感染防止と原因究明に奔走する市の保健センター職員たちを悩ます硬直した行政システム、露呈する現代生活の脆さ。その間も、ウイルスは町を蝕み続ける。世紀末の危機管理を問うパニック小説の傑作。

 


我が家のコクゾウムシパニックは、アジトを壊滅して一斉検挙したことでひとまず収束に向かっていますが、まだ残党が残っているので気が抜けません。今日も棚を見回りしたら少人数のコロニーを作ろうとしていました。しばらくは攻防戦が続きそうです。

あーーー、早く本格的に秋になってこの闘いを終わらせてほしい・・・。

いい退治法をご存知の方がいたらぜひ教えてください。

 

※この記事を昨日の夜に書いて、今日ニュース見たら鳥取県カメムシが大量発生しているとか。県では28年ぶりに害虫発生注意報を出したそう。やっぱり今年は何か変だ。。。